名古屋市の椎間板ヘルニア専門鍼灸院「あいわ鍼灸治療院」」

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椎間板ヘルニアの痛みをずっと我慢し、放置してしまうとどうなるか

椎間板ヘルニアの痛みをずっと我慢し、放置してしまうとどうなるか

みなさんこんにちは!
あいわ鍼灸治療院の近藤です!

いよいよ7月となり夏本番です!
暑いですが、水分をしっかり摂って頑張りましょう!
さて今回は椎間板ヘルニアの痛みを放置してしまうとどうなるか、ご紹介していきます。

そもそも椎間板ヘルニアとは?

ヘルニアというのは、体内にある組織が本来その組織があるべき場所から抜け出してしまった状態を指します。
椎間板ヘルニアは、椎間板という背骨の椎骨(ついこつ)と椎骨の間にあり、クッション的な働きをする円盤状の軟骨であり、その中の髄核というものが、外に飛び出してしまった状態をとなります。
今回の話とは関係ありませんが、実はでべそも臍ヘルニアと呼ばれ、おへそが飛び出してしまった状態なのです。

椎間板ヘルニアには二つのタイプがあります。

馬尾型と神経根型という二つのタイプです。それぞれ症状が違い特徴があります。
馬尾型は、脊髄の末端の馬尾という神経の束が圧迫されることによって発症し、両方の足に同時に症状が現れるのが特徴です。

神経根型は、馬尾から左右に分かれている神経の束の根本である神経根が圧迫されることで発症します。こちらは圧迫されたほうの足に症状が現れます。

それではどんな症状が出るのでしょう。

馬尾型では、痛みや感覚の異常から始まりますが、直腸・膀胱と密接な関係があり、頻尿、残尿感、尿漏れ、便秘などの排尿、排便に影響する症状が現れやすいのが特徴です。

神経根型では、腰の違和感や、だるさなどから症状が始まります。急激に悪化するのものでは無くじわりじわりと症状が悪化していくのが特徴です。違和感やだるさから始まったものが、腰痛やしびれなどに変化していきます。

治療を行わないでいるとどうなってしまうでしょうか。

馬尾型でも神経根型でも適切な治療を行わないでいると、徐々に症状は重くなっていってしまいます。最終的には自分での排尿、排便が行えなくなったり、歩行障害が出てしまい歩くことができなくなってしまったりします。そうなると手術以外の治療方法を選択することは非常に難しくなります。
早めであれば保存療法で手術をせずに治療できます。

 
馬尾型、神経根型問わず、違和感を感じたら早めの治療が効果的です。病状が進んでいなければ、手術ではなく保存療法によって、病状を今以上に進めずに少しずつ治療していくことが可能です。最初は激しい痛みがあるような状態でも、痛みや違和感は徐々になくなっていき一月もすれば、痛みは半分くらいになり、2,3ヵ月もすれば、痛みはほとんど感じなくなることが多いです。
症状を感じたら早めの診療をおすすめします。

 

まず椎間板ヘルニアにならないための適度の運動なストレッチはとても大切ですが、いざ椎間板ヘルニアの症状を感じてしまったら悪化させずに根治するためにも、すぐに診療を受け治療を始めることが大切です。