椎間板ヘルニアが仕事に影響されるのを76%抑える上手な座り方とは
椎間板ヘルニアを患っている人にとっての大きな悩みは
「腰が痛い状態で今の仕事を続けられるのだろうか?」ということではないでしょうか。
椎間板ヘルニアの症状はどのように生活するかにかなり左右されます。
例えば、激しい運動をしたり中腰をしたりといった明らかに腰に負担をかける行為は避けなければなりません。特に、じっと座っているというのは、腰に激しい負荷をかけていないように見えて、実はかなり痛めつけている行為なのです。
そのため、椎間板ヘルニアを患っている方にとって、デスクワークのような一日中座っていなければならないことは苦行となっているでしょう。
だからといって、その仕事を辞めればいいというものでもありません。
そこでここでは、仕事中座っていることを避けられないデスクワーカーが椎間板ヘルニアとうまく付き合うための方法をご紹介します。
■座ることがどれだけ負荷をかけているのか
そもそも、座った姿勢というのはどれくらい腰に負荷をかけているのでしょうか?
まっすぐ立った場合を基準(100%)として、様々な姿勢での腰への負荷を考えてみましょう。
もっとも腰への負荷が小さいのは仰向けに寝ているとき(25%)で、横向きに寝ると多少負担は増えるものの(75%)立っているよりはマシだと言えます。
一方、座った状態では、立っているときの2倍近く(185%)の負担が腰にかかってしまいます。座位は良くないと知っていても、数字で見ると衝撃的ですね。
しかし、座るという同じ行為でも、姿勢を変えるだけで腰への負担が185%から140%まで抑えることができます!
そこで、以下では腰に負担をかけない座り方をご紹介しましょう。
■腰への負担を減らす座り方の3つのポイント
腰に負担をかけないための座り方には以下の3つのポイントがあります。
1.深く腰かけて背もたれに軽く体を預けること
2.腕は直角になる程度で、肩が上がっていないこと
3.頭を体の軸に乗せていること
大きな注意点としては、頭の重みをきっちり体全体で支えることです。背もたれに体を預けると、ただ腰への負担が減るだけでなく、前傾姿勢を避けられます。前傾になると、頭が体の軸からずれた位置に来てしまうため、頭を支えるために腰・肩・首への負担が大きくなってしまうのです。
同様に、頭が軸から外れて前に突き出たり下を向き続けていたりすると余計な負担がかかります。
腰が楽な姿勢を作るために、椅子の高さや机の高さなどをうまく調整してください。
■まとめ
椎間板ヘルニアで腰が痛い!座り仕事は腰痛に影響するけど辞められない…
そんな方のために仕事中の座り方をご紹介しました。
日常の治せる部分から改善していって、椎間板ヘルニアとうまく付き合ってください!
あなたの椎間板ヘルニアの症状を改善するのに、鍼灸の力も活用できるかもしれません。
鍼灸は痛いのではないか?という不安は不要です!
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http://aiwa-sinkyu.com/