名古屋市の椎間板ヘルニア専門鍼灸院「あいわ鍼灸治療院」」

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初めての鍼灸治療その3鍼灸は即効性がある?

初めての鍼灸治療その3鍼灸は即効性がある?

こんにちは。
前回は、鍼灸がなぜ体に効くかという点についてお話しさせていただきました。さて今回は、「鍼灸って即効性があるの?」という疑問にお答えしたいと思います!
鍼を打ち、その日から体の調子がよくなるのか、それとも徐々に効果が表れるものなのか、その疑問を解消していこうと思います!
■即効性について
まず、即効性とは一体なんなのでしょうか?痛みがなくなること、その症状が完璧に回復すること、など人や場合によって定義は様々かもしれません。
「痛みが取れること」や「一時的にこりが取れること」を即効性というのであれば、短期的な鍼灸でそのような効果が表れることは十分可能でしょう。
前回の鍼灸の効果が出る仕組みでお話したことではありますが、鍼灸は筋肉の収縮や硬直の軟化を引き起こすことで体に好影響を与えます。このように、一時的な痛みの緩和にはつながるかもしれません。

■長いスパンで見ると?
しかし、すでに述べたような状態になったとしても短期的でやめてしまうと、再びすぐに同じような症状が表れてしまいます。つまり、根本的な解決にはなっていないのです。
鍼灸とは本来、人間の自然治癒力を高めるものです。つまり、徐々に自然治癒力を高めることで、自らの力で症状を改善していくのが本来あるべき鍼灸の治癒プロセスと言えるでしょう。
そう考えると、即効性ではなく、「持続性」と言った方が良いかもしれません。しっかり持続して通院することで期待していた効果が得られるはずです。

■痛みが消える間に、症状が治る
上記のことを踏まえ、まとめると「痛みを消しているうちに、その原因である症状を治す」というのが正しいかもしれません。鍼を打つことや、灸をすえることで、その日のうちに痛みは少しは和らぐかもしれません。しかし、1回の施術ではその根本の原因となる症状までは治りません。そうした症状は、治癒を繰り返すうちに自然治癒力の向上によって回復するものであり、1回1回の治療の積み重ねによって成し遂げられるものなのです。
いかがでしたでしょうか。鍼灸の即効性や持続性について理解していただくことが出来たでしょうか。
このように我々は、ぜひ患者さんにしっかりと持続的に通院していただくことを推奨しています。それは、我々の為でなく、患者さん身体のためにそう願うのです。きっちりと継続して通っていただくことは、ご自身のお悩みを解決するために一番大切なことであるというのをぜひご理解ください。
そして、この鍼灸の特徴を理解した上で継続して通院を行い、症状の回復の念願を果たしていきましょう!