名古屋市の椎間板ヘルニア専門鍼灸院「あいわ鍼灸治療院」」

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椎間板ヘルニアのほとんどが手術不要だった!?

椎間板ヘルニアのほとんどが手術不要だった!?

40,50代になると仕事や子育てもひと段落終わり、自分の時間が持てるようになり、これから自分の趣味を思いっきり楽しむことができる年齢でしょう。しかし昔のように体は思うように付いてきません。40,50代で転んでけがをしてしまった人に原因を聞くと多くの方が頭とのイメージのずれで体が追いつかなかったという回答が多いです。つまりそれほど体は衰えてきています。そんなあなたは腰痛に悩んでいませんか?腰痛の原因はヘルニアであると言われていますが、詳しく考えていきましょう。

 

・椎間板ヘルニアとは
特に、腰の痛みを抱えるはいらっしゃいませんか?日本人の10人に1人が腰痛に悩んでいるそうです。その原因であると言われているのが「椎間板ヘルニア」です
椎間板ヘルニアとは腰の骨の間のクッションである椎間板が変形して飛び出し、神経を圧迫してしまうことが原因です。腰痛の主犯格であると思われていた椎間板ヘルニアですが、多くの場合は無実であることが分かってきました。椎間板ヘルニアが腰痛の原因である確率は5%であり、85%は原因不明なのです。ヘルニアと言われるとすぐに手術を思い浮かべますが実際に手術が必要なケースはほんのわずかなのです。

 

■治療方法
ヘルニアの治療法は大まかに分けると2つありますので説明させていただきます。

 

・手術療法
今までは手術しなければ治らないと思われており、手術療法を選ばれる方が多くいらっしゃいましたが最近の研究で手術は必ずしも必要なわけではないことが分かってきました。手術を行うとしても「局部麻酔」を用いた高齢者に配慮された体に優しい手術がメインになってきています。

 

・保存療法
保存療法の例として鍼治療があります。
鍼治療では椎間関節付近に鍼をして神経の炎症を抑えます。上に書いた通りヘルニアの原因は椎間板によって神経が刺激されることです。ここを鍼を使ってリラックスさせます

 

また、その周りの筋肉もほぐすことで全体的に患部をリラックスさせます。これで、椎間板の負担も軽減されるので痛みが緩和され、楽になります。
日本整形外科学会の診療ガイドラインでは、緊急な時をのぞき、保存療法を3ヶ月間試みた後に症状の改善が認められず、強い要望があった場合において、手術療法が勧められているそうなので、まずは保存療法を行うようにしましょう。

 

いかがでしょうか、腰痛の原因をヘルニアだと決めつけてしまうと、治療の選択肢がかなり減ってしまいます。まずは自分の腰痛の原因をしっかりと考え、保存療法など手術をしなくていい選択しで済むのであればそちらがいいですよね。