名古屋市の椎間板ヘルニア専門鍼灸院「あいわ鍼灸治療院」」

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椎間板ヘルニアの予防1—正しい姿勢—

椎間板ヘルニアの予防1—正しい姿勢—

みなさん、こんにちは。
突然ですが、椎間板ヘルニアはご存知ですか?
椎間板ヘルニアとは、簡単にいえば、腰が異常に痛くなる症状のことです。椎間板は背骨の腰のあたりにある軟骨のことで、その周りの硬い部分に亀裂が入り、中心部分が飛び出してしまうことで激しい痛みが起こるのです。
普通の生活をするのもままならなくなり、手術をする必要がでてくるほどひどい症状になる方も多くいます。

 

そんな椎間板ヘルニアですが、実は予防する方法があります。また、これは一度発症して治療した方の再発予防にも最適です。
その方法とは「正しい姿勢をすること」です。そんなことで予防できるの?と思うかもしれませんが、実はこれが意外と難しいのです。

そこで、今回は椎間板ヘルニアを予防する正しい姿勢をキープする方法をご紹介します。

 

1、中腰での前かがみをしない
中腰で前かがみという何気ない行動ですが、実は普通の姿勢の1.5倍ほどの負担が腰にかかることがわかっています。
つまり、腰に不安のある人が最も避けるべき、姿勢だと言えるでしょう。

 

2、基本の姿勢を覚える
基本の姿勢は軽くあごをひき、背筋、膝をキチンと伸ばしている状態です。真横からみたときに一直線になっているのが理想の姿勢です。

 

3、正しい椅子の座り方
椅子に座るときは、まずお尻が背もたれに密着するように、深く腰掛けましょう。軽くあごをひいて、お腹を引っ込めて背中はまっすぐとします。
そして、膝がお尻より高く、足の裏がぴったりとつくのが理想です。

 

4、重いものの持ち方
重いものを持ち上げる際は、一度しゃがみこみ、腰を曲げずに、体全体で持ち上げるようにしましょう。また、荷物を運ぶ際は、できるだけ体に密着させて持ちましょう。

 

5、寝るときの正しい姿勢
基本的に寝るときはリラックスして寝ればいいのですが、うつぶせになって寝ることだけは避けた方がよいかもしれません。ちなみに、腰の痛い人が一番楽な姿勢は、横向きになって、前かがみになる姿勢(横向きエビ型)です。
また、逆に負担がかかることになるため、柔らかすぎる寝具を使わないようにすることも必要です。逆に負担がかかることになります。

 

いかがでしたでしょうか。以上の5点が、正しい姿勢をキープするために気をつけるべきになります。難しいことではなく少し気をつけるだけで、すぐに変化が出てくるとは思います。

 

しかし、正しい姿勢を意識しすぎて極端な形にならないこと、同じ姿勢を長時間とらないことを徹底しましょう。
最後に、基本は頭の真ん中から、体が糸で吊られている感覚を持つことが「正しい姿勢」のためには必要です。
これらのことを意識して、椎間板ヘルニアを予防していきましょう!