椎間板ヘルニアは手術しないで治すことも!ヘルニアの2つの治療法
「腰の椎間板ヘルニアで腰痛がひどいからなんとかしたい…」
「でも、手術するのは怖いしお金もかかるから嫌だなぁ…」
こんなお悩み抱えていませんか?
腰が痛いと仕事はもちろん日常生活を送るのも辛いので、一日も早く椎間板ヘルニアを治したいですよね。
手術をすればすぐに解決しそうですが、背中を大きく切開する手術もあり、術後のリハビリテーションが大変です。
実は、椎間板ヘルニアを治療する方法は手術だけではないんです!
ここでは、椎間板ヘルニアの代表的な治療法の2つである手術と保存療法をご紹介します。
■椎間板ヘルニアの原因を直接取り除く手術療法
椎間板ヘルニアの手術とは、背中を切開したり内視鏡や細い管を入れたりして、根本原因である腰椎(首の椎間板ヘルニアであれば頸椎)からはみ出した椎間板を切除する方法です。
これまでは、背中を5㎝ほど切開するラブ法が主流で、手術はかなり負担をかけるものでしたが、最近の内視鏡などを用いる方法はかなり負担が軽減されています。とはいえ、入院が必要なことに変わりはありません。
■手術しなくても治る保存療法
手術をすれば、飛び出した椎間板を切除して治療できます。
しかし、実際には、直接椎間板を取り除かなくても、椎間板ヘルニアが治癒されることもあります。
そのための治療法が保存治療です。日本整形外科学科が定めているガイドラインでは、3か月間保存治療を行っても効果が見られなかった場合に手術療法をすることが勧められています。ただし、緊急時は除きます。
保存治療には、代表的なものに投薬治療・牽引治療・温熱治療などがあります。
投薬治療とは、飲み薬であれば非ステロイド抗炎症薬で痛みを抑えたり筋肉弛緩剤で筋肉を緩ませたりします。
また、痛みのポイントにステロイド剤などを注射して痛みを緩和します。
牽引治療とは、骨盤にベルトを掛けて引っ張る治療法です。
腰椎や椎間板が重力・圧力で圧迫されていることが原因であるため、逆側に引っ張ったり伸ばしたりすることで改善させます。
温熱治療は、患部を温めて筋肉をほぐし、血液の循環を促す方法です。
ホットパックと呼ばれる温めたパックを患部に当てる方法や赤外線照射で温める方法があります。
ただ、この方法は皮膚に近い部分を温めることはできても深部まで熱を届かせることはできません。
また、腰が痛いだけでなく炎症を起こしている場合には、痛みがひどくなる恐れがあるため注意が必要です。
■まとめ
椎間板ヘルニアの治療法としてはっきりと効果が認められているのは手術療法です。しかし、保存療法によって経過観察することにより改善することも認められています。
椎間板ヘルニアにお悩みなら、まずは保存療法でなんとかならないか試してみてはいかがでしょうか。
保存療法を検討するなら、鍼灸の力も活用できるかもしれません。
鍼灸は痛いのではないかという不安は不要です!
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